新宿界隈には、魚介のアラをベースとした著名なラーメン店が複数あります。
今回は、「金目鯛」のアラを出汁ベースとした「らぁ麺 鳳仙花」さんへお邪魔しました!
「らぁ麺 鳳仙花」さんは、西武新宿駅前の通りを一本入ったところにあります。
人気店のようで、平日の夕方に差し掛かる時間にお邪魔したにもかかわず、遅めのお昼なのか、おやつ代わりの一杯を求めてなのか、すでに10名前後のお客様がいらっしゃいました。
明るめの木材色が目立つ外観で、一見するとお寿司屋さん?カウンター形式の割烹店かな?と感じます。
入り口の券売機でまずはチケットを購入します。
その日の気温は、28度。正直汗だくでしたが、温かいメニューに心惹かれます。
「特製らぁ麺」にしようか「味玉らぁ麺」にしようか、オーソドックスな「らぁ麺」にしようか正直迷いましたが、シンプルに「らぁ麺」をチョイス。
さらに、「金目鯛茶漬け」というメニューがあるとの情報を事前にキャッチ済みだったので、そちらも併せて購入。
店内は、カウンターのみの16席。
待っている間、店内を見渡すと……、卓上調味料が一切無いという潔さ!
また、新型感染症対策で一席ごとに間仕切りが設置されているという配慮。
カウンター形式のお店は少しだけ身構えてしまうのですが、こういう間仕切りがあると周りを意識する必要がなく眼の前の食べ物に集中でき、安心します。
この安心感の効果なのか、お一人でいらっしゃっている女性客の姿も見受けられました。
そうこうしているうちに注文した「らぁ麺」が来ました!
もともとラーメン好きな私としては、丼内の構図やスープ面のキラキラ感にいつも驚くのですが、こちらの「らぁ麺 鳳仙花」さんの「らぁ麺」もひと目見て早々、ため息が出るほど「美しい」という感想。
店員さんから「金目鯛茶漬けは、後ほどお出ししますのでお声がけください」との案内を受け、まずは目の前の一杯をいただくことに。
まずスープを一口。
今まで頂いたことのないお味で、舌がびっくりしました!
魚介出汁特有の水平に奥行きが広がり、優しく余韻が残る味わい。幾重にも旨味の層があるように感ぜられます。
麺は、卓上のこだわり文面から読み取るに、全粒粉を使用されているとのこと。これまで、麺は基本喉越し重視でしたが、こちらの麺は噛んで味わいたい美味しさがあります。
チャーシューは、吹けばひらひら舞いそうなほど薄切りの豚肉。分厚いチャーシューよりも私は好み!
そして、穂先メンマ!メンマの中でも穂先メンマは大好物です!柔らかめの食感と筍特有の歯ざわりが絶妙。
さて締めの「金目鯛茶漬け」。
運ばれてきたのは、何ともかわいいフォルム。「既に貝出汁スープがご飯にかかっているので、ラーメンの残りのスープをかけてお召し上がりください」と案内を受けました。なんて上品!
(ラーメンの丼スープへご飯をドボンと入れて浸して食べるものだと思いこんでいました…)
とても優しいお味で、クリーミーさも感じるほど美味しかったです。刻みワサビを混ぜていただくとよりいっそう良い塩梅に。
そしてご飯のお山のてっぺんに乗っている、軽くあぶられた金目鯛が香ばしいこと!!
ものすごく少量なのに、この主張たるや!!
満腹感も満足度120%!!お腹も心も満たされる逸品でした。
ごちそうさまでした!
らぁ麺以外にも様々なメニューがある「鳳仙花」。つけ麺を注文されている方や、替え玉を注文している方が多く見受けられました。次回はつけ麺もいただいてみたい!ちなみにつけ麺は、テイクアウトも可能なようです!
INFORMATION 【らぁ麺 鳳仙花】
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-24-6
営業時間:11:30~23:00 (※スープが終了時早仕舞いあり)
定休日:なし
TEL:03-6273-9558
店舗Twitter https://twitter.com/ramenhousenka
店舗Instagram https://www.instagram.com/raumen.housenka/