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イベントレポート

【イベントレポート】2023年10月18日開催!『ゴジラ-1.0』ワールドプレミアレッドカーペットイベント@歌舞伎町ゴジラロード

ゴジラ70周年記念作品の映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』。
2023年11月3日[ゴジラの日]の公開に先駆け、ゴジラの聖地「歌舞伎町ゴジラ(セントラル)ロード」にて、ワールドプレミアレッドカーペットイベントが開催されました。

ゴジラロードに敷かれたレッドカーペットの長さは、ゴジラと同じ全長50.1メートルとのこと。ステージ前方には、ゴジラの立像が出演者と監督の登場を待ち構えていました。

本イベントのように、道路を通行を規制したレッドカーペットイベントを開催するには、地元の皆様のご協力なくしては実現しません。
地元を代表して、歌舞伎町商店街振興組合の理事長・杉山元茂様よりご挨拶をいただきました(杉山様は、当法人、一般社団法人歌舞伎町タウン・マネージメントの理事長でもあります)。

杉山理事長:今日はゴジラの聖地、新宿歌舞伎町へ多くの皆様にお越しいただきありがとうございます。今作の「ゴジラ-1.0」を手掛けられました東宝様、TOHOシネマズ様、ゴジラ様に感謝を申し上げます。

歌舞伎町一帯は、大正時代には沼がありました。戦前には埋め立てをし、女子高等学校などもあった場所でした。戦後に焼け野原となり、私たちの地元の先輩が多くの皆様にとって興行の街にしたい、賑わいのある繁華街にしたいという思いで街づくりを始めました。

しかし、戦後の時代で計画通りには進まない中で、小林一三さんという立派な経営者の方とのご縁のおかげで東宝様との関係ができ、皆様ご存じのコマ劇場が歌舞伎町にできました。日本のスターの殿堂として大勢の方が詰めかけてくださいました。
8年前、コマ劇場の跡地に東宝ビルを建設してくださり、商業やホテル、シネコンが入ったこの街の中心的施設を作ってくださいました。
私ども地元の人間は感謝をしております。今でこそ、世界中から東洋一の繁華街としてこの街を訪れてくださるお客様を多くお迎えできることができていることに、大変ありがたい思いです。

ゴジラは来年70周年だそうです。このレッドカーペットイベントもゴジラとして3回目になり、このビルの8階には実物大のゴジラヘッドがありますが、定時になると目が光り、口から煙を吐いて叫び声をあげてくださいます。この街を訪れる方が、そして世界中からお越しになる観光客の方々が撮影をして世界へ発信してくださっています。

本日はこのイベント、ゴジラの再びの降臨をファンの皆様にお楽しみいただきまして、この歌舞伎町で映画を観ていただき街を賑わせていただきたいと思います。


つづけて、荘口彰久さんによる司会でイベントは進行しました。

司会:2016年に公開の「シン・ゴジラ」から7年。ついに国産ゴジラが動き出しました。初代ゴジラの公開が1954年11月3日、つまりいよいよ70周年を迎えるゴジラの記念作品として、そして国内実写ゴジラの30本目の記念碑となる作品として、この「ゴジラ-1.0」がいよいよ来月11月3日、ゴジラの日に公開されます。戦後の焦土と化した日本に突如現れたゴジラ。残された名も無き人に生きて抗う術はあるのか。絶望の象徴が今この令和の時代に甦ります。それでは監督、キャストの皆さんのご登場です!

黒塗りの高級車が横付けされ、神木隆之介さん、浜辺美波さん、山田裕貴さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さんらキャストの皆さんと、山崎貴監督が車より降りてご登場!
ファンサービスやプレス取材に応じながら、新宿東宝ビルに向かってレッドカーペットを歩かれました。

司会:「ゴジラ-1.0」レッドカーペット、正面には大きなゴジラとゴジラヘッド。そして、お客様の熱い歓迎も受けられていかがでしょうか?

神木隆之介さん:最初は緊張しました。皆さん、来ていただいてありがとうございます。こんな目の前に大きなゴジラに見守られながらどこかしか立ち向かった相手として見慣れた存在でもあるので、今は安心しながら立てています。

浜辺美波さん:最初緊張するかなと思ってたんだけですけど、見慣れない景色すぎて、ふわふわして、リングを落としました。そこで緊張が解けて、ゴジラに見守られながら歩いて、(無事に)歩き切ってキャストの皆さんと再会できたのがすごくホッとしております。

佐々木蔵之介さん:今日は本当に天候が晴れて気持ちよくて涼しくて季節だな、と思ったけど、皆様の熱気と東宝ビル上からの熱視線で気持ちは熱く、最高なレッドカーペットでした。

吉岡秀隆さん:こっぱずかしいです。レッドカーペットなんて。絶対に僕なんて似合わないタイプなんですから。

安藤サクラさん:ゴジラに見守られながらゴジラの映画でレッドカーペットを歩くなんて…。なんておしゃれなことでしょう!新しいゴジラへの皆さんの期待、というものも感じました。

青木崇高さん:僕は怖いですね。ゴジラヘッドもそうですし、皆さんがゴジラの旗を振っているなんて…。皆さん、気は確かですか!?

山田裕貴さん:ゴジラは70周年を迎える先輩でもあります。ゴジラさんのおかげで僕はここを歩けているんだな、と実感しています。

山崎監督:感無量です。こういった派手なイベントに出席できるなんて、嬉しいです。ようやく(作品が)できた、という感覚です。

司会:完成版をご覧になって、「ゴジラ-1.0」はどんな作品になっていましたか?

神木さん:一言では言い表せないですが、「あぁ、、、これが絶望というものか」という。唯一、絶望が形として見えるのがゴジラで、より一層音響もVFXもこだわり抜いた作品です。皆さんにも楽しんでいただけるかと思います。

浜辺さん:撮影中は、自分の中でゴジラのイメージを育ててグリーンバックに投影して演技していました。映画を観て、「本当にいるんだ」、という感覚になり、前作から7年ぶりに「やっとゴジラに会えた」という思いです。

佐々木さん:ゴジラの映画に出させていただけると聞いて「やったー!」という思いでした。「ゴジラの世界に行ける!楽しみ!どんなふうにゴジラと対峙するの?」と思ってました。最初の頃(まだ作品もできていない時に)、監督に衣装合わせで会った際、「今すぐ映画見たいです」と。何も始まってないのに伝えたぐらい、セリフのト書きを見て「どうなるの!?」という気持ちでした。そして初号を見た時、息ができなかった。(演じた)秋津の役は、リーダーで楽しく陽気に愉快に現場を引っ張っていくのですが、不覚にも最後の演技で涙を流してしまい、最後立つことができませんでした。それぐらい絶望に突き落とされて。だけど、しっかり希望を見せていただいたという、本当に何とも言えない映画。今この時期に世界へ発信する。破壊はなんて怖いんだ、というそこまで教えてくれる目線の強いゴジラに会ったな、と思います。

吉岡さん:山崎監督とは長いんですけど、完成版を見て面白かったですし、何よりもゴジラと同じスクリーンの中に入れたというのが幸せに思います。観た後に、家に帰ってからお袋にあんなに映画の話をしたことはここ最近ではあまりなかったですね。それぐらい面白かったです。

安藤さん:観ながら私は絶叫していました。劇場でも皆さん躊躇せず叫びながら見ていただけたら、すごい楽しい時間になるのではないかと思います。絶叫上映とかいかがでしょう?

青木さん:ゴジラとの共演は、僕は5歳の頃自宅の子ども部屋に遡ります。よく遊んでいました。30数年経って共演して、大きくなったなぁ、と思います。ゴジラはおもちゃで遊んでいた存在なので、ヒーロー、スーパースターです。そんな存在とスクリーンの中で共演できたなんて、役者冥利に尽きます。

山田さん:小さい頃、親に映画館へゴジラの映画を観に連れて行ってもらったな、という思い出とともに、この作品に参加させてもらっている、山崎監督と初めてやらせてもらえるという喜びを感じました。今までのゴジラは、子供ながらこのゴジラの行く末を見守っているような感覚でした。今回のゴジラは、体感するゴジラです。音も、映像も。本当にそこに存在するのではないかと思うゴジラになっています。

司会:『ALWAYS 続・三丁目の夕日』、西武園ゆうえんちのアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』を経て、ようやくゴジラ本編を描かれました。今日の日を迎えて今のお気持ちをお聞かせください。

山崎監督:常々思っていたんですが、この人たちだからゴジラがこの世に存在できた、と思います。役者さんの力がないと、ゴジラがどんなに頑張っても本当のものにはならない。なので、このメンバーでやってこれてよかったなと思います。

司会:皆さんへ代表して一言、神木さんお願いします。

神木さん:皆さんにようやく観ていただけるということで、11月3日から公開です。ゴジラへ純粋に立ち向かっていく人間たちの物語です。楽しんでいただけたら嬉しいです。ぜひよろしくお願いします。


イベント終盤には「ゴジラ襲来トラック」が登場!全国各地に”襲来”するそうです。
皆さん、ゴジラポーズでフォトセッションに応じてくださいました。

イベントの締めには、神木さんの「ゴジラ!」という掛け声に、会場の皆さんが「マイナスワン!」と続き、ワールドプレミアレッドカーペットイベントは終了となりました。

改めて、2023年11月3日[ゴジラの日]より全国公開の「ゴジラ-1.0」。映画館の大スクリーンでお楽しみいただきたいと思います。


豪華キャストの皆さん。イベント中も笑いが絶えず、仲の良さがこちらにも伝わってきました。

最後に、神木さん、浜辺さん、山崎監督が着用されていた靴にご注目を!ゴジラシューズでした!

注目の映画『ゴジラ-1.0』の詳細はこちら

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