スケートボードカルチャーの真髄を体現する、ストリートバトル「TEPPEN」が歌舞伎町シネシティ広場にて開催されました。
2021年に東京オリンピックで正式種目となり、競技としての認知度が高まるスケートボード。本イベント「TEPPEN」は、その競技性とは一線を画したストリートカルチャーとしてのスケートボードの魅力を存分に体感できる大会です。
1980年代から日本に根付いているスケートボードカルチャーは、ファッション、アート、音楽といったストリートカルチャーと密接に結びついていますが、競技としての側面だけでなく、「TEPPEN 2024 KABUKICHO」は文化的な深みを持つスケートボードの本質的な魅力を伝える素晴らしい場となりました。
シネシティ広場に設置された3つのユニークなバトルステージでは、招待された国内トップスケーター30名と、予選を勝ち抜いた一般参加者8名による熱いセッションが繰り広げられました。予選は大阪、SNS、当日予選と3つのルートが用意され、計38名の精鋭たちによって真のストリートスケーター ナンバーワンを決定する熱い戦いが披露されました。
参加されたスケーターの皆さんはこちらからご覧いただけます。
MCのJIMAさんのトークで会場は大盛り上がり。さらに、定期的に会場内のゴミ拾いを促すアナウンスをしてくださいました。
熱気に包まれる会場からの声援や拍手に、鼓舞されたスケーターたちが次々と滑走してトリックを見せてくれました。
バランスを崩して地面に激しく転んでも、何度も立ち上がって次の滑走者のために自身のボードを回収したり、予期せず衝突しかけたときにも、相手へ敬意を持って接する姿勢を何度も目にして感動しました。
会場のシネシティ広場をぐるっと回ってみました。こちらは移動式DJブースです。DJの方が開催時間中、入れ替わりで場を盛り上げてくださいました!
観客席にも多くの方が駆けつけてくださいました。歌舞伎町を訪れた方も足を止めて観てくださいました。
こちらはバックステージに設けられた練習スペースです。
開催を記念したオリジナルグッズの販売ブース。
高い壁にさらに積み増しされる「TEPPEN」。背の丈よりも高くて、表面が凸凹している壁面に果敢に立ち向かっていくスケーターの皆さん。
限られた時間の中で、性別や年齢を超えてトリックをどれだけ魅せられるかの闘い!
スゴ技を披露したスケーターへはその場で報奨も贈呈されました。
素晴らしいトリックや、繰り返し挑む姿勢に、寒さも忘れて心がぽっと温かくなる瞬間がたくさん有りました。
ぜひとも、憧れのスケーターを応援してください。そして、今後の「TEPPEN」の活動にもご注目ください!
最後に、本イベントでスケートボードに興味を持たれた方、ご近所にスクールなどもあるかもしれません。出会った日が吉日です。一歩踏み出してトライしてみましょう!