2019年4月3日、新宿消防署に機動査察隊が編成されました。
2001年の歌舞伎町内にあった明星56ビル火災では44名の犠牲者を出したことを機に、歌舞伎町対策本部の設置を経て、2008年4月1日、東京消防庁唯一の「係」として、新宿消防署大久保出張所内に防火安全対策係が設置されました。
今後、東京2020オリンピック・パランピックを控え、歌舞伎町の防火対策のため、専門知識を有する職員が、365日24時間防火査察を行い、避難経路に荷物が置かれていないかどうかなどについて確認する他、必要があれば抜き打ちでも査察が行われるそうです。
こうした部隊が消防署内に設置されるのは東京消防庁では初めの取り組みになります。